2025年5月 能登半島視察

GWの連休中、都議選と参院選準備の合間に被災地の現状確認に行きました。

現地の様子をテキストと画像でお伝えします。
動画も活動ブログの方に掲載していますので、ぜひそちらもご覧ください。

【輪島市】
・七尾市から輪島市へ。途中、ブルーシートがかけられた補修中の道路も。
・輪島市熊野町では豪雨災害の傷跡が今も残っています。
・輪島市河井町、公費解体の進む朝市の現場。

 

・輪島市河井町。公費解体を待つ建物。
・行政対応が追いつかず、一部、危険な状態で取り残されざるを得ない建物も残っています。
・町の至る所に瓦礫の山。
・地震直後のまま、時が止まってしまっているかの様な場所も。

 

・永井豪記念館周辺では公費解体が急ピッチで進んでいます。
・朝市通りの現在。以前の賑わいを思うとつらい。
・輪島市中心部から少し外れた 鳳至町。この辺りは公費解体がまだ進んでいない。
・輪島市輪島崎町では公費解体中の建物と公費解体を待つ家々が混在しています。

・石川県立輪島高校前。向かい側には公費解体を待つ家々に「まもなく解体」の貼り紙。
・輪島市役所前。能登半島地震発生から一年四ヶ月。被災地の輪島市は厳しい現実に直面しています。更なる復旧、復興には、人の手も時間も予算も足りていません。
・輪島市深見町。豪雨災害の傷跡がほぼ手付かずで残っています。周辺道路は凸凹で整備には相当の時間が見込まれます。

【珠洲市】
能登半島地震後、はじめて珠洲市へ入りました。珠洲市は輪島市などと同様、豪雨災害の被災地でもあります。人口は約1万人、高齢化率は県内最高の約53%。地震で災害関連死を含め160人以上の方が亡くなりました。輪島市につぐ被害です。

・仁江町では豪雨災害の激しさをはっきり確認できました。
・道路は至る所で破損、復旧工事が行われていました。この日は通行止が一時解除された時です。
・笹波町では豪雨災害で道路が陥没。道幅が半分になっていました。
・電柱も折れ曲がったままです。

  

・珠洲市若山町に入るといきなり斜めになった家屋に遭遇。
・飯田町は珠洲市で一番被害の大きかった地区です。
・地域を代表するスーパーでも甚大な被害。
・輪島市と比べて公費解体は進んでいません。

 

・珠洲市役所前にて珠洲市全体の様子。
・珠洲市で目を引くのは励まし合いの言葉。「がんばろう珠洲」「希望を作ろう」などの看板が街中に並びます。
・人口11,000人ほどの小さな市ですが、復旧復興に向けた強い意欲が伝わって来ます。
・帰り道には、ボランティア支援への感謝の気持ちも添えられていました。

  

今回は、石川県七尾市から入り、輪島市、珠洲市を弾丸トラベルで視察しました。 能登半島を周っていて、もう一つ気づいた事があります。それはガソリン代が高すぎる! 東日本大震災の時、私が政府の現地対策本部責任者として、一番苦労したのが、ガソリン代の高騰と不足でした。ここは政府に何とか知恵を絞って貰いたい。暫定税率廃止を能登半島から始めたらどうか。