2020年8月 野党合同ヒアリングに出席 家賃支援給付金

8月25日(火)、野党合同ヒアリングに出席し、家賃支援給付金の実情を「申請者の声」に沿って報告しました。

私のもとに届いた声をもとにまとめた7つの問題点をご紹介します。

① 連絡がない。申請後、放置されている。

初日申請から1カ月以上放置されている。マイページが「申請内容確認中」から変化なし。

② 具体的な問い合わせができない。

コールセンターに問い合わせても何も分からず、折り返すと言っても折り返しの電話も来ないので、問い合わせ先がないに等しい。コールセンターからの折り返しがかかってきたのが1か月後、問い合わせるたびに回答が違う等々。

③ コールセンターや申請サポート会場と審査部門の連携がとれていない。

コールセンターや申請サポート会場に伝えた情報が審査部門に共有されておらず、不備でないのに何度も不備を指摘される、等々。

④ 不備の指摘が遅い。

申請から30日後に不備のメールが届いた、等々。

⑤ どこが不備なのか分かりづらい。

不備の連絡があったが、確認してもどこが不備なのか分からない。コールセンターに問い合わせても回答はない、等々。

⑥ 不備の指摘が何度もある。

修正3回、そのたびに違う修正を指摘される。指示通りに修正しても、全く同じ内容で不備になる、等々。

⑦ 人によって必要書類についての回答が違う。

持続化給付金の教訓が全く生かされていません。

今日は初めてこの問題を取り上げましたが、今後も具体的な課題の解決に向けて引き続き取り組んでいきます。

今日の野党合同ヒアリングの様子はこちらの録画でご覧になれます。https://youtu.be/V_f5W5dxMoQ 私の質問は59分頃からです。

家賃支援給付金は、持続化給付金 を何とか給付した方が事業を継続していけるかどうかのカギを握る支援。スピード勝負です!

中小企業庁 はあの持続化給付金初期申請時の教訓を生かして立て直してほしい。現時点では申請件数の10%に支給、予算額の2%しか配れていない。コールセンターの人数を増やすより審査の充実が重要です。連携強化を!

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野党合同ヒアリングに参加。

今日は山井和則議員の配慮で、持続化給付金に多くの時間を割いていただき感謝しています。初期申請者を代表して当事者の声を届けてくださっているAさんが「申請者工程から見た委託業者の構成予想図」を推察。これほど複雑なら、連携はうまく取れず手続きに時間がかかるのは当然では。(8/31現在 申請340万件/未給付18万件)

家賃支援給付金について、私は、3分の持ち時間で「1週間でどれくらい改善したか」と「契約自動更新時の証明書がいるかいらないか」を質問しました。

基本情報確認

申請件数は、8/20 32万件 → 8/31 39万件

支給件数は、8/20 3万件 → 8/31 6.2万件

給付額は、8/20 270億円 → 8/31 530億円