板橋区で初開催となる「立憲パートナーズ集会」を開催しました。何人集まるかドキドキしていましたが、当日は33名の方にお集まりいただきました。参加者の皆さんから、板橋区の課題や立憲民主党へのご意見・ご期待を伺いました。
皆さんの関心の高かったテーマ
・大山エリアの再開発問題
・羽田空港新飛行ルート
・保育園の老朽化
・水害や地震など災害対策
・女性の地位向上
・交通政策(コミュニティバスなど)
今回の結果を踏まえて、皆さんのご関心の高かったテーマについて、小規模な集まりを定期的に開催していきたいと思います。
パートナーズ集会の開催にあたって、私が考えたねらいは次の3つでした。
まず第一に、「立憲パートナーズ同士の顔合わせの機会にしたい。」
板橋区で初めての開催だからこそ、どんな方がいるのか、どんな関心を持っているのか、パートナーズ同士が知り合える機会にしたいと思ったのです。もしかしたら、ご近所ということもあるかもしれません。
次に、「立憲パートナーズと忌憚のない意見を交わし合い、心を通い合わせたい。」
パートナーズは、政治に関心を持ち、社会を変えたいと願う人たち。何より、そのために1歩踏み出してパートナーズになり、集会にも足を運んでくれる人たち。私たちはそういう方々の声を聴きたいし、想いを大切にしたい。そして、私や立憲いたばしの都議・区議メンバーの想いも知っていただきたいと考えました。
3つめは、「選挙の実働にも関心を持ってもらいたい。」ということ。
最終的に、政治は選挙でしか変わりません。板橋区でいえば、小選挙区で議席を得る。そのためには、知名度を上げていくことが喫緊の課題です。ポスターや街頭演説、SNSなどで、立憲民主党とあくつ幸彦を、そして私の政策を伝えていかねばなりません。そのために、パートナーズの皆さんに力を貸してほしいと考えました。
場の持ち方については、実は、開催直前まで紆余曲折がありました。
はじめは、会場のレイアウトはスクール形式、プログラムは主催者側の議員が順番に話したあとで質疑応答をして全体で2時間という案がでました。国政報告会など、昔の政治集会のイメージですね。
そこに、党のパートナーズ集会などに参加経験のある区議や元NGOスタッフの事務所関係者から、「もっと参加者との双方向のコミュニケーションができるようにしたらどうか」とアドバイスがありました。さらには、参加者の関心に合わせて、全議員と満遍なく話せるような工夫はできないか、また、「顔合わせの会」にふさわしいやわらかい雰囲気を作れないか、スタッフで相談しました。
たどりついたのは、5つのテーブルをつくり、参加者にグループ分けして座ってもらい、各議員がそのテーブルを順番にまわってお話を聞くスタイル。各テーブル12分ずつ、ラウンドすることで、参加者が私とも都議とも区議とも話せるように、と考えました。
テーブルには、付箋紙と模造紙、プロッキーを用意して、意見を言いやすく、記録にも残るように。長丁場を乗り切れて、リラックスした雰囲気になるように、飲み物とちょっとしたお菓子も用意。
このように、いわゆるワークショップ形式を導入し、「対話」を中心に進めていこうということになりました。私自身、正直少し戸惑いもありました。前職のNGO時代に経験はありましたが、慣れているとまでは言えず、政治のテーマで馴染むだろうか、、、と。
2020年2月8(土)、板橋区で初開催の立憲パートナーズ集会~りっけんと語ろう!~の当日、少し肌寒い風が吹くものの快晴、お天気に恵まれました。
この日は、開場前に行ったスタッフミーティングから、党本部のパートナー事務局の方がお手伝いにきてくれました。事前に開催にあたっての注意点を共有してくださり、一緒に開催できたのはとても心強かったです。
そして、他の地域のパートナーズ集会の様子やパートナーズはどのような関わりができるのか、具体的な事例を紹介してもらうため、急遽5つのテーブルの対話にも加わっていただくことにしました。
参加者は、事前の申し込み時点で18名。
少し少ないかな、でも八王子時代には参加者1名のときもあったから上出来かな、と思っていました。
開場して受付を始めるとスタッフが嬉しい悲鳴、ぞくぞくと参加者が集まり始めました。最終的には、33名の方にお集まりいただき、5つのテーブルにはそれぞれ6,7人が座り、会場が狭いくらいの状況に。「ああ、皆さん、集まる機会を、りっけんの話を聞く機会を求めていてくれたんだ」と実感しました。
プログラムは、まずは各議員から簡単に自己紹介と今日の期待をお話しさせていただき、休憩をはさんで、テーブルごとの対話に進みました。始まってみると、1テーブルごとの持ち時間12分はあっという間で、司会がアナウンスする残り6分、3分、分の声を頼りに、皆さんのご関心やご不安を丁寧に聞いていきました。
立憲パートナーズとしてやってみたいことは、
・テーマごとの勉強会や討論会(教育、保育、子育て、障がい者福祉、まちづくり等)
・立憲シアター
・若者カフェ
・投票活動に結びつくような街宣
・隣接自治体とBBQをする
・憲法学習会
・母親のつどい
・(愛を込めた)立憲批判の会、不満の会
それぞれたくさん出た意見・アイディアのうち一部をご紹介しました。
ところどころ激論を交わしているテーブルもあり、また少し話足りない様子の方もいらしたので、近くのパスタ屋さんで2次会を開催し、話足りない方ともゆっくりお話をしました。
終わってみると、参加した全ての方とお話しすることができ、初めての開催としては参加者それぞれの評価も高かったように思います。参加者として、杉並区から特に活動的なパートナーズの方も参加してくださっており、対話をリードしてくれて、とても心強かったです。
今回足を運んでくれたパートナーズの方々と真摯に対峙していかねばならない、と気持ちを新たにしました。この会を次につなげていくべく、3月から各地域で「立憲カフェ」を企画しています。また、「やってみたいことリスト」をどう実現していくかもこれから考えていきたいと思います。
そして、この言わばコアなファン層を大事にしつつ、力を借りながら、より幅広い層を巻き込んでいかねばならない、それが立憲いたばしの今後の課題です。